藤田医科大学 七栗記念病院 先進リハビリテーション棟

CONCEPT

三重県津市にある、日本でも最先端を誇るリハビリテーション医療を担う病院のさらなる医療の充実を目的として、築30年の既存建物に対して行われた「藤田医科大学 七栗記念病院 先進リハビリテーション棟」の増改築プロジェクト。既存建物に施されていた細い線と影のモチーフには現代的な外装材を用いて再構成し、敷地入口から見えるファサードに変化のメッセージを表現した。1階は正面の新たな入口機能ともなる、外部医療関係者や地域地域の方との交流を目的とした七栗記念ホールを新設。2階は研修医や医学生、看護学生が学習するためのスペースを確保し、既存本館と繋げることで全館の実習環境を充実させた。3階は現在の回復期リハビリテーション病棟から同じレベルでつなげて、最新のロボット訓練を主としたリハビリスペースを増床した。リハビリスペースには横連窓を設け、豊かな田園風景を一望しながらリハビリ訓練が行える環境を整備した。

DATA

所在地:三重県津市大鳥町 

階数:地上3階

構造:鉄骨造

設計期間:2016.3 – 2016.11

施工期間:2016.12 – 2017.8

敷地面積:11,524.90m²

建築面積:374.66m²

延床面積:879.60m²

 

※本プロジェクトは、2021年6月1日付の会社分割により当社が事業譲渡を受けた株式会社プランテック総合計画事務所によるものです。