FIRST CABIN ニセコ・ぽんの湯

CONCEPT

ファーストキャビン23店舗目の「FIRST CABIN ニセコ・ぽんの湯」の増改築プロジェクト。これまで都心を中心に展開してきたファーストキャビン初のリゾート型施設である。雪のシーズンを外した5月から11月の期間のみの工事に限られる豪雪地帯特有の制約に対し、整備内容を必要最低限に抑えて短工期を実現した。既存棟にはメインエントランス、キャビンエリア(112室)とともにレストランや浴室を計画して改修を行った。増築棟はプレハブ工法のユニットに合わせた合理的なスパン計画として、プレミアムルーム(57室)を整備した。ファサードは温かみのある木調素材を用いて、上部に設置した「FIRST CABIN」の内照式の大きなロゴサインにより視認性にもすぐれ、ニセコエリアのランドマークになっている。既存棟は以前ホームセンターとして使われておりその4mの天井高を生かした大空間を活かしながら、木調の素材を随所にもりこみ、ラグジュアリーで落ち着きのあるインテリアとした。

DATA

所在地 :北海道虻田郡

階数  :地上2階

構造  :鉄骨造

設計期間:2018.01-2018.05

施工期間:2018.06-2018.11

敷地面積:7,305.33㎡

建築面積:3,888.96㎡

延床面積:4,546.81㎡