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当社上席執行役員 西谷が2025年2月17日、グリーンビルプロジェクトのパートナーである昭和リース株式会社主催『地方銀行系列リース会社様向け 銀行系リースセミナー』におきまして、「社会資産としての既存ビル活用～Green Building Project について～」をテーマに登壇し、約50社90名の皆様に対して講演を行いました。

グリーンビルプロジェクトとは、既存ビルを居ながら工事にて省エネ化を図り、BELS(*1)☆☆☆以上の認証を取得することを目的として組成された「グリーンビル開発ファンド」(*2)が推進しており、当社はZEBプランナー(*3)として参画しております。

講演では、グリーンビルプロジェクトの目的と背景として、

・日本全国に存在する既存ビルを対象に省エネ化を図ることで、カーボンニュートラルの実現を推進していくこと

・建築コストが上昇する中、新築ビルでは収益性の確保が困難化している現状において、既存ビルの資産価値の上昇を図るものであること

・そのために昭和リース株式会社と当社で協業し、ファイナンス・不動産・建築技術の専門性を結集して、課題解決を図るためのファンドスキームを構築したこと

について説明しました。

また、今後はオフィスのみならなず、商業施設や生産施設、集合住宅などの用途にも対象を広げ、省エネ化と耐震補強、リニューアルやコンバージョン等も組み合わせることで、広く既存建物の資産価値を向上し、有効活用を図っていく取り組みを考えていることについて語りました。

当社は今後も社会全体におけるカーボンニュートラルの実現と社会資産の有効活用を図るソリューションを提供してまいります。

 

*1　BELS：Building-Housing Energy-efficiency Labelling System（建築物省エネルギー性能表示制度）の略称。

*2　グリーンビル開発ファンド：1号、2号に続き、現在3号ファンドが進行中

当社ウェブサイト2025年2月17日付 NEWS「既存オフィスビルの省エネ化を実現「グリーンビルファンド３号プロジェクト」

*3　ZEBプランナー：省エネ建築物を設計する為の技術や知見を有する専門家として認定をうけた事業者。当社はZEBプランナー評価制度において大規模(2,000㎡以上)で最高の5つ星の評価。