NEWS
2025.07.09

シンガポール設計事務所 ID Architects社と戦略的パートナーシップの覚書を締結
当社は、「建築を通じて経営課題の解決を図る」という共通のビジョンを持つ、シンガポールの建築設計事務所ID Architectsと、2025年6月9日にAPEC(アジア太平洋地域)に向けた戦略的パートナーシップの覚書を締結しました。
【グローバル展開を牽引するプランテックの歩み】
当社は、グローバル戦略として2011年にベトナムにて海外事業を開始し、2012年にはタイに現地法人を設立、ASEAN諸国を中心としてアメリカやメキシコにおいて多数の革新的な建築設計プロジェクトを実現してきました。2025年2月にはメキシコにおいて現地法人を設立し、北南米さらにはヨーロッパ地域への本格的事業拡大を目指しています。
【共通する経営思想がつなぐ両社の協業】
両社は、「クライアントが持つ様々な経営課題を分析し、解決策を建築という手段で提案する」という、同じ経営思想を持ちます。そして、共にグローバルでのビジネス展開をすすめており、今回の締結によりそれぞれ進出している国での共同事業などが可能となります。また、相互人材交流プログラムを導入し、当社社員をIDアーキテクツへ派遣します。これにより、シンガポールの最先端技術(BIM、AI、ロボティクス)や市場動向を深く把握し、より強固な協業体制を築くことで、新たな事業拡大を強力に推進していきます。
【シンガポールを起点に、APACでの展開を加速】
またID Architectsが拠点とするシンガポールは、アジアのビジネスハブとして、また地政学的にも重要な位置を占めています。そのためプランテックにとっては、ID Architectsと戦略的パートナーシップを締結することでASEANだけでなく、APAC地域での事業の加速化が見込まれます。
【技術とネットワークを活かした未来志向の連携へ】
今後、両社はそれぞれの技術力と市場アクセスを活用し、アジア地域および相互に特定されるその他の地域または国における共同事業およびプロジェクトの機会を模索し、積極的に進めてまいります。
ID Architectsについて
【37年超の実績と受賞歴、包括的な設計ソリューションに定評のあるプロフェッショナル集団】
ID Architectsは、1988年に設立後、2007年にID Architects Pte Ltdとして法人化し、37年以上にわたり、シンガポールを拠点として活動している建築設計事務所です。クライアントのニーズと願望に応える現代的で適応性の高いソリューションを提供し、外部機関から多くの賞を受賞し、評価されてきました。
理念の中核を成すのは、あらゆるプロジェクトにおいて包括的な設計ソリューションを提供するというコミットメントです。持続可能性、機能性、美観、規制など、プロジェクトのあらゆるニーズが、プロジェクトの規模と性質に応じて適切にバランスよく満たされるよう努めています。