三井・東芝館
CONCEPT
この建物は、環境負荷軽減の為、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を考慮 している。リデュースの点では鋼材を多用し、コンクリートの使用量を抑えることで 型枠や廃材の発生を最小限に抑えている。リユースに関しては、アクアウォールやエントランスの庇部分はリース材の単管パイプを用いた他、シアターを取り囲む膜の光壁オーロラウォールも工事現場で用いる養生シートを活用している。さらに、屋根や柱など主要な構造部材を鋼材で構成することで、解体後に「リサイクル」できるようになっている。愛知万博の会期を無事終了し建物が完全に消滅し、リユース、リサイクルされたときこのパビリオンの真の意味での完成になる。
DATA
所在地:愛知県長久手町
設計期間:2003.4-2004.2
施工期間:2004.2-2004.9
敷地面積:3,000.00m²
建築面積:1,796.73m² 2,331.31m²
延床面積:1,965.50m² 4,315.25m²
※本プロジェクトは、