akebono研修センター Ai-Village
CONCEPT
曙ブレーキグループが目指している「真のグローバリゼーション」にふさわしい人財を創出するための研修センター。国籍、言語、教育、習慣などの違いによる様々な価値観を持った社員がお互いの違いを認めて良さを融合させることを目的としている。中庭を囲むように研修棟と宿泊棟を配置し、交流のための縁側空間を設けるプランとした。それにより多様なアクティビティ(触れる・学ぶ・考える・伝える)を演出し、新しい発想や創造性を育める環境を実現した。研修棟は、内包する大中小の各研修室に必要な大きさに応じてボリュームを決定しそれらを折紙のような構造合理性のある多面体の屋根で覆っている。その屋根の稜線はインテリアにも反映され、非日常的な空間がつくられている。
DATA
所在地:埼玉県羽生市
規模:地上2階/鉄骨造
設計期間 : 2011.5-2012.3
施工期間 : 2012.6-2012.12
敷地面積 : 9,508.01 m²
建築面積 : 3,136.99 m²
延床面積 : 4,274.58 m²
※本プロジェクトは、
AWARD
2013年度グッドデザイン賞
2013年日本建築家協会優秀建築選
2015年日本建築学会作品選集