EDGE芝四丁目 リニューアル

昭和63年竣工のテナントビルにおけるSPC事業による改修プロジェクト。既存ビルの再生をもとにサステイナブルな活用を目指して、投資予算の中で不動産価値の最大化を図った。その建築手法として、重厚な外観にはアルミフレームを門型にまわし現代的でアイコニックな印象へ一新させ、バルコニーの室内化によって貸床面積の増床を行い入居率の向上を目指した。入口は外観とのつながりを意識して、門型のライン照明による視認性向上と、壁面ミラーによる空間の広がりを演出。共用部は狭小空間の中でも使いやすく明るい清潔感のある設えとして1Fにラウンジスペースを新設し、事務室は設備更新しやすく開放的な天井として省エネにも配慮した。