EDGE淀屋橋 リニューアル

平成元年竣工の古いテナントビルを持続可能な建築として再生し、既存不動産の付加価値を高めた改修プロジェクト。外観はライムストーン調のタイルや緑化を行い、アイキャッチとなる赤いコーナーベンチを設置して存在感をアピールした。ビルの入口には、大型のサインウォールを設けてエントランスの位置づけを明確にし、来訪者を内部へ誘導しやすい計画とした。アプローチであった外部の吹抜空間を内部化し、ラウンジ機能を加え、緑化や壁面ミラーを採用することで、ゆったりくつろげるエントランスホールとした。各階EV前のグラフィックアートサインは、淀屋橋の風景を切り取ったデザインで来訪者を迎える演出とした。