武田薬品工業株式会社 湘南研究所

武田薬品工業株式会社 湘南研究所

あらゆる意味で規格外!

規格外のスケールを持つ研究施設での知の融合、機能継続、短工期、環境貢献の実現

新薬の創出力を最大化する研究所をつくりたい

新薬の特許切れとなる2010年問題を克服するため、「世界に勝てる創薬研究所の実現」が急務であった。当時武田薬品工業の研究施設は、大阪市とつくば市に分散されていたが、それらの研究施設の統合だけではなく、この新研究所には、グローバルな研究機能、将来に向けたインキュベーターとしての役割も期待されていた。

しかし、そうした要望を単につなげていくだけでは、ヒューマンスケールとマネジメントスケールを越えた効率の悪い巨大施設になってしまう。その矛盾をいかに解決するか、が大きな課題として立ちはだかっていた。

規格外の規模だからこそ、
柔軟な発想が必要

巨大施設のプランニングに、街区の構成要素を当てはめる

その発想が、規格外のスケールでは克服しがたい課題にヒントをもたらす

建物のマルチマトリクス・ユニットによる構成と、
それを貫くブロードウェイにより、
適正スケールを内包した巨大研究施設を実現

「森の中の研究所」として、先進の環境配慮技術を採用した
研究者にとって快適な大規模研究施設を実現(延床面積:約31万m2)

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