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2024.10.16

【AWARD】 2024年度グッドデザイン賞受賞のお知らせ(レジデンシャル青葉広瀬川)

当社が企画・構想、グランドデザイン、設計監理、監理監修および販売促進用のCG制作に携わりましたレジデンシャル青葉広瀬川が、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

レジデンシャル青葉広瀬川は、株式会社ワールドアイシティ・三菱地所レジデンス株式会社が共同開発した仙台市における大規模共同住宅です。

9,400㎡超の敷地に3つの低層ヴィラレジデンスを構成し、目の前に流れる広瀬川と雄大な自然や景観を背景に、敷地中央には仙台を代表する並木道・青葉通の幅員を模した中庭を配置して棟間のプライバシーに配慮しています。グランドエントランス壁面には仙台近郊の大倉山でしか採れない伊達冠石のアートを据え、共用のガーデンラウンジやパーティー・スペースには既存樹木のケヤキを再利用したテーブルを設置して土地の歴史を感じさせるデザインとしています。広瀬川沿いの各住戸のバルコニーは奥行2.85mを確保したオープンエアテラスとして、リビングから延長したガーデニングなどの趣味を楽しめる場となり、広瀬川の自然を享受できる空間としています。

この度の受賞を大変光栄に思うとともに、今後も事業主様と共に、人々のためのまちづくりや心地よい空間づくりを支援し、さらなる精進を重ねてまいります。

 

(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)

 

【審査委員の評価】(受賞ギャラリー2024)

レジデンシャル青葉広瀬川

集合住宅のバルコニーを、室外機置場や物干し場としてではなく「居場所」として位置付け、深い奥行きを確保した点が高く評価できる。また、その奥行きを変化させることにより、外観にリズムが生まれ、板状集合住宅にありがちな単調な立面を回避している点も優れている。 さらに、広瀬川や青葉山城址といった周辺環境に呼応した配置計画にも好感が持てる。エントランスホールや共用ラウンジといった内部空間も丁寧にデザインされており、全体として質の高い集合住宅となっている。

住人の「居場所」として位置付け、深い奥行きを確保したオープンエアテラス(下はCG)

 

壁面に仙台近郊の大倉山でしか採れない伊達冠石のアートを据えたグランドエントランス(上)とガーデンラウンジ(下)

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