武田薬品工業株式会社 湘南研究所

CONCEPT

「森の中の研究所」をコンセプトに掲げ、研究者同士のコミュニケーションを誘発し早期新薬の創出を促す為の装置として研究棟にブロードウェイ(コミュニケーションコリドー)を配置、異分野間も積極的にコミュニケートできる空間や仕掛けを計画した。自然光の最大限利用や、太陽光発電による電力消費の削減、ヘッダー空調方式などの採用によりエネルギーロスを極力抑え、省エネ、省CO2に配慮している。研究施設でCASBEE Aランクを達成し、国交省の省CO2推進モデルプロジェクトに選ばれた。継続的な研究を可能とする為に、世界でも最大規模の免震を採用、安全性と耐久性を達成している。

DATA

所在地:神奈川県藤沢市

規模:地上10階/鉄骨造(柱一部CFT造)・免震構造

設計期間:基本設計 2007/4~2007/12

     実施設計 2008/6~2011/2

施工期間:2009.06-2011.03

敷地面積:250,062 m² 

建築面積:72,732 m² 

延床面積:310,474 m² 

業務区分:基本設計・監理

 

※本プロジェクトは、2021年6月1日付の会社分割により当社が事業譲渡を受けた株式会社プランテック総合計画事務所によるものです。
 

 

AWARD

第45回SDA賞 

平成23年度照明普及賞

2012年日本建築家協会優秀建築選

第54回BCS賞