菅原 宏太Kota Sugawara

意匠設計担当
(仙台事務所)

PLANTECでの経験はとても大切。
良い意味で慣れない、
飽きない、刺激があると感じます。

私がプランテックに入社したきっかけ

大学の先輩がプランテックでバイトをしており、その先輩に誘われてプランテックにバイトをしたのがきっかけです。会社の雰囲気がよかったので入社を希望しました。入社時は東京事務所での勤務でしたが、現在は仙台事務所で勤務しています。

私が関わった印象的なプロジェクト

仙台事務所に来て2017年から2019年まで設計監理業務で携わった複合商業施設「ブランチ仙台」です。
施設コンセプトとなる「誰でも気軽に立ち寄ることができる商業施設」の実現を目指して、このプロジェクトが始まりました。
手法としては、広場の周りに建物を分散配置させることで広場と街を融合させ、施設を訪れる動線を多様に生み出すことで、だれでも気軽に立ち寄ることができるしかけをつくりました。広場はランドスケープデザイナーが計画しており、広場環境を優先した建物の配棟計画を行いました。東街区はスーパーマーケットを核とした施設になっており、西街区は先ほどのコンセプトをもつ広場を6つの建物が囲うようにしました。
写真は施設がオープンしてからの広場の写真です。広場の中に水が流れているため、夏場に子供達が水遊びをしたり、マルシェを仮設してイベントを行ったりと、買い物を目的としなくても気軽に立ち寄れる施設環境を実現できたと思います。

私が今取り組んでいるプロジェクト

最近では、赤羽のホテルプロジェクトに、現場監理から関わりました。自分で設計に関わらず、現場監理をするのは初めてで、設計者の思いと現場からの提案が噛み合わない部分もあり苦労しましたが、確認すべきことを整理してプロジェクトに参加する初期段階で、不明点をクリアにすることが大切と学びました。
その他に、集合住宅のデザイン監修を2案件と、同じく集合住宅の基本設計を1案件担当しています。デザイン監修とは、設計業務を別会社で担うため、デザインの観点に特化して提案・調整をする業務となります。監修に入るタイミングによっては、設計上の制約が多く思い切った提案や変更が難しいケースもありますが、本件は企画当初から携わることができたため、デザインコンセプトから建物構成を決定することができ、大変やりがいを感じています。
集合住宅の基本設計は初めての経験でした。集合住宅特有の規制や法解釈があり苦労をしましたが、企画当初からプランテックが提案をしていたリビングバルコニー(バルコニー奥行きを通常より広くする)は、オーナーに気に入っていただき実現することができました。苦労した分、学ぶことは多く、日々精進だと感じております。

▲赤羽ホリックホテル(設計・監理)
▲プラウド上杉三丁目ディアージュ(デザイン監修)
▲レジデンシャル青葉広瀬川(基本設計・監修)

プランテックでの私のやりがい

プランテックには多岐にわたるプロジェクトの依頼があり、様々なプロジェクトに携われるのが魅力です(今まで携わった物件は、自動車販売店、改修、葬祭場、商業複合施設、マンションデザイン監修、ホテルなど)。1つの用途に深く携わるほうがプロフェッショナルになれるのではないかと考えたこともありましたが、色々な物件に関わることができるからこその経験はとても大切だと感じています。新しいプロジェクトに入る度に苦戦はしますが、それが良い経験だと思います。良い意味で慣れない、飽きない、刺激があると感じます。

私の社内コミュニケーション

仙台事務所は現在3人です。仙台事務所でのプロジェクトが増えてきており東京事務所のスタッフと共同で仕事をすることが多くなってきました。距離がある分、お互いの作業進捗を密に確認する必要があるため、毎日午前中の30分打合せをし、月曜日には週単位の作業を確認するようにしています。コロナ禍でコミュニケーションの仕方は試行錯誤しましたが、距離があってもそこまでストレスなく仕事はできています。

私の将来の夢

結婚して子供ができて、夢は・・・健康でいたい、心豊かでありたいと思います。あと子供たちが巣立ったら、夫婦二人で住む家を設計したいです。これまでホテルや高層の建物などを設計してきて、住宅くらいの規模の建築を設計したいと最近思うようになりました。
都会ではなく田舎に住んで、自然に囲まれた縁側のある平家がいいです。実は父も建築士で、実家とその隣には設計事務所を設計しています。自分が建築の道に進んだのは、父の影響です。厳しい業界だぞと反対されましたが…自分の考えが形になることにやりがいを感じ、この道を決めました。やりがいを感じるまでの労力は計り知れませんが・・・夢を実現したいです。

私の好きなこと

ゴルフにはまってます。仙台にきて仕事への考え方が変わり、仕事だけに全力投球するのではなく、好きなことや趣味でリラックスすることも大切にしています。

自分はプロフェッショナルだと
自覚すること。

私にとってのプロフェッショナルとは

自分はプロフェッショナルだと自覚することだと思います。
仕事の依頼を受ける時点で、クライアントにとってプロフェッショナルでなくてはならないし、プロフェッショナルでなければ、プロフェッショナルとなるために人に意見を求めるべきだと考えています。
また、顧客の満足を第一に考えることです。クライアントのニーズを理解し、それに満足いただき、満足いただくために最善を尽くすことだと思います。そこには信頼関係の構築があります。

志望者へ私からのメッセージ

プランテックは色々な意味で刺激がある会社だと思います。責任やプレッシャーはありますが、その分やりがいも達成感も大きいので、是非プランテックで様々なことにチャレンジしてほしいです。皆さんと一緒に働けることを楽しみにお待ちしています。